年の瀬


シオサイトの電通本社前です。今年も多くの出来事がありましたが、日本国内の表現の自由・ジャーナリズムの領域での暫定版10大ニュースを選んでみました。項目の後ろは関連事項の執筆コラム記事です(「研究」ページのリンクをご覧ください)。

①政府公文書の隠蔽・改竄・廃棄の闇深し: 東京0814

②憲法改正で緊急事態条項導入浮上、国民投票法ではCM規制強化も: 東京0612

③自民総裁選で新聞各社に公平報道要請 東京0911 東京1213 新報0908

④放送制度改革で官邸筋から民放廃止論も: 新報0414

 関連:4K/8K始まるなかNHKは受信料値下げとネット本格進出決定:

⑤犠牲者氏名の非公表・被害者の匿名化が一段と強まる: 新報0210

⑥沖縄県知事選で地元紙がファクトチェック実施: 新報1208

 関連:沖縄報道での温度差広がり対立へ: 新報0113

⑦東京都でヘイト規制条例成立、集会の事前規制も: 新報0714 新報0714

 関連:新宿区で公園利用制限で実質デモ規制: 東京0410 東京1011

⑧テレビ朝日のセクハラ告発がメディア内でも意識改革の端緒に:

 関連:メディアの内の「働き方改革」始まる

⑨安田純平さん解放を受け「自己責任論」再燃: 新報1110

⑩新潮45のLGBT差別論稿が引き金で事実上の廃刊: 新報1013

 関連:文学賞候補作品の「盗用」指摘で議論

<番外>

 消費税軽減税率で新聞定期購読料は認められるも雑誌・書籍は棚上げ: 東京1108

 漫画海賊版ブロッキングで賛否分かれる

 裁判官の表現の自由で議論:毎日181220

 著作権法改正で企業の無断スキャン許容

 さいたま9条俳句、市側敗訴を受け掲載へ

※海外では、トランプvsメディアのほか、EUでの個人情報保護の新ルールや、サウジ記者の殺害など、日本とも決して無縁ではない重大出来事がありました。