放送の未来


NHKの次期3か年経営計画案が昨日、発表になりました。これを受けて急遽、昨晩のTBSラジオに出演したほか、今朝の産経新聞にコメントを寄せています。同時再送信を始めたいま、いったい公共放送と自認するNHKは、どんな公共メディアになろうとしているのか、残念ながら見えてきません。

そうしたなか、放送業界の労働組合としては、日放労(NHKの労働組合)と並ぶ、民放局の連合体として最大の民放労連から、在京キー局の組合であるテレビ朝日労組が脱退する騒ぎが。メディア界の「揺れ」や「軋み」があちこちで起きています。

写真は、富山のチューリップテレビ制作の「はりぼて」と、名古屋の東海テレビ制作の「おかえり ただいま」の映画チラシ。必見のドキュメンタリー映画です。東京では、前者は8月、後者は9月から封切られます。東京の放送局がドタバタしている中、望みは地方にあるのではないでしょうか。当欄2.20に紹介した沖縄テレビ「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」も、コロナ禍で上映中断になっていましたが、10月の東京都内再上映が決まりました。