陸前高田


国・県・市の複合施設です。追悼・祈念施設は、国。横広の建物ののうち写真向かって右手、津波伝承館は県。同じく左手、道の駅は市、の管轄になっています。

施設は、内藤廣建築設計事務所の手によるものです。同じ市内の博物館も手掛けています。ここには、隈研吾設計の交流センターも完成しています。こうして、被災地には有名設計家・建築事務所の建築が目白押し。復興のシンボルとして大きな意味を果たしているといえましょう。きっと、予算も一定程度潤沢で、建物を建てるうえでの制約も少なく、建築士にとっては貴重な「場」であったのではないかと推察されます。ただし、地元の住民の意見が反映されたものになっているかどうかという点では疑問が残ります。

追悼式典が行われました。写真は、祈念施設最先端の献花台です。