統一地方選


盛り上がりに欠ける1つは「誰に投票していいのかわからない」があることは間違いないと思います。たとえば地元県議会選では、現職2人は党派色を出さず、新聞などの報道を見ただけでは、その違いはほどんどわかりません。あるいは、任期中の活動実績を客観的なデータで示すものもゼロです。ほかの候補者の政策も十分に報じられているとは言えません。型通りの政策比較だけでは、投票のための判断材料として不十分なことは明らかでしょう。国政選挙と違って、ネット上に詳しい情報があるかといえばそれも否です。いわば、有益な有権者のための情報が社会には流布していない可能性があります。