能登をゆく⑩ 新聞


石川県に本社をおく新聞には、発行部数順で北國新聞北陸中日新聞の2つがあります。発行部数も記者の数でも2倍近いと言われていますが、紙面では互角の内容といってよいのではないでしょうか。今回の震災報道も、取材記者の総数では北國新聞が目立つとされていますが、北陸中日新聞もオール中日で石川県以外からの記者を特派しており、学科OBの中日新聞記者も珠洲に応援に入っています。

直近の報道課題としては、石川県が犠牲者氏名の公表を遺族同意を条件としていること、関連死の認定・公表が地元自治体の判断のため作業が滞っていること、避難所の取材が強く規制されていること、地元報道機関間で協調が取れていないこと、などが指摘できるかと思います。

「能登をゆく」と題し、以下の10回に分けて短信レポートを掲載しています(番号と掲載日にはズレがあり、①~⑤が訪問地のレポ、⑥~⑩がテーマ別です)。①金沢②七尾ほか③穴水ほか④珠洲⑤輪島⑥原発⑦交通⑧ワイン⑨放送⑩新聞

関連記事としては、琉球新報1月12日付、FNNプライムオンライン1月23日配信、東京新聞2月25日付をご覧ください。