久しぶりの山田町。


久しぶりの山田町(やまだまち)です。以前もゼミ生と一緒に泊まったのですが、その時の町民の皆さんの優しさが忘れられず、今年もここを宿泊場所にしました。夜、学生と寄った居酒屋では、大将から日本酒(新潟の緑川)を差し入れしていただき、またまた感激です。

もうすぐ新駅開業で鉄道復活ですが、その駅前施設の一つが<ほっこり>な町立図書館です。写真のように畳があったり、押入れのような狭いスペースがわざわざ作られていたりで、学生からも思わず「羨ましいなあ〜」の声が。

2箇所目は田老。


宮古の学ぶ防災ガイドをお願いしました。田老で、防潮堤や、震災遺構として整備された旧・観光ホテル(津波遺構たろう観光ホテル)の説明を聞いています。何より、以前の街の中心地に完成した野球場(愛称「キット、サクラサク野球場」:ネスレ日本の支援)が、新しい街の象徴とも言えそうです。

三鉄からスタート。


研修の最初は三陸鉄道。今年は、旧・山田線を引き継ぎ、新生・リアス線が誕生する節目の年です。日本全国でローカル線が消えていく中、被災した鉄道が復活することは明るいニュースであることに間違いないと思います。一方で、そのランニングコストを負担する沿線自治体にとっては、新たな問題を抱えることにも。問題は常に複雑です。

被災地・ゼミツアー


 

今年のゼミ生とともに回る被災地の旅、スタート地点は宮古です。ちょうど7年半が経つタイミングでの訪問でしたが、「東京では報道されない」岩手が目の前に広がります。

写真はJR山田線の現在の終点・宮古駅。自宅から東京経由・新幹線乗り継ぎで7時間弱。この遠さをまず実感することが大切だと思います。

タッチュー登頂


恒例の現地集中講義である「沖縄ジャーナリズム論」が始まりました。今年の特徴は、伊江島視察。写真は、その一コマです。ヌチドゥタカラの家、団結道場、飛行場跡、公益質屋跡のほか、ピュリツァー賞記者であり沖縄戦で亡くなったアーニー・パイルの碑、ニャティヤ洞、湧出(わじぃー)などを巡り、話を聞きました。