86ヒロシマ


平和記念式典は、一般市民を完全に排除した政治セレモニーになってしまった気がします。7時から9時まではまったく近寄れず、微かに会場のスピーカー音が漏れる程度です。少し前までは、会場内を映し出すモニターも設置されていたのですが、それも無くなりました。いわば、市民には近寄らせない・見せない式典ということになります。

昨年施行された静音維持条例ですが、原爆ドーム南側はさまざまな団体でゴッタ返した状況、多くの警察官が動員されていました。騒々しさは86にふさわしくないと思いますが、どこまで条例が必要で役に立っているのか、きちんと検証が必要かと思います。

式典の最中にも、会場の周りではさまざまな慰霊式が行われていました。ちょうど立ち寄った広島二中の慰霊式典では、後継の広島県立観音寺高校生徒会長の心のこもった式辞が心に響きました。

戦争ジャーナリズム論


いよいよ、広島で正規科目「戦争ジャーナリズム論」の現地実習が始まります。東京新聞の協力講座で、コーディネーターの瀬口さんのご尽力で贅沢な3日間となっています(ご担当は武田先生)。2年間、コロナで都内実習に振り替えていましたが、ようやく今年、広島行が実現しました。

【追記】最終日の7日には中国新聞のヒロシマ平和メディアセンター長の金崎さんのお話を伺いました。

広島です。


第2の故郷、広島です。東京以上に蒸し暑い今日は、箕輪社長にお会いしにTSSテレビ新広島に行ってきました。昨年完成した新社屋です。もうすぐフジ系列の戦争報道の勉強会も開かれるそうです。今月から新戦力として加わった学科OBの五十川さん、大活躍を期待しています。

上はエレベーターホールに続く壁。下は入口ホールのサイネージに映し出されたもの。

もちろん、1日の締めはこれです。辰のお好み焼き。

ミャンマー


久保田徹さん救出を訴える緊急記者会見が開かれました。出席者6人(司会を含む)それぞれの思いがよく伝わり、なかでも同世代の3人の話は特に心に響きました。
ペンでも解放を求める声明を、2度にわたり発出しています。

川崎市文化賞


選考会が開催されました。川崎市は先日、元首相の葬儀に合わせ教育委員会が弔意の表明を学校に求めたばかりです。文化・芸術活動の原動力は個々のアーティストや市民の自由な発想と発露にあり、そのおおもとには思想・良心の自由があります。こうした文化の在り方の基本を理解したうえで、文化事業を実施してほしいものです。

空いた時間に、川崎駅そばのPCR検査場を回りましたが、どこもいっぱい…。検査が追い付いていない様子です。張り紙でも、予約を中止しているとか、結果が出るまで時間をいただいています・・などの言葉が並んでいます。といことで、キットを受け取り自主採取。3年前と変わらない状況に辟易とします・・日本のダメさぶりを改めて実感。品薄で入手困難といわれているなか、官邸が首相会食者全員に、抗原検査をしていると胸を張ってるのは可笑しいでしょう。