久女


北九州市とペンクラブのジョイントイベントです。写真は中村敦夫作の俳人 杉田久女の朗読劇です。語りは神田松鯉と中井貴惠のお二人で、リハーサルの様子です。下は、シンポジウムのこれもリハーサル風景です。ほかに、浅田次郎の講演という贅沢な内容となっています。

法ジャとジャ倫


今日で1年間の研究期間が終わりました。この間の成果物の一つが、この2冊です。新刊『ジャーナリズムと倫理』は、明後日から店頭に並ぶ予定です。『法とジャーナリズム』は版を重ねて第4版になりますが、今回から版元お引越しで学陽書房から勁草書房に移ります。学陽には、2004年以降長きにわたりお世話になり、ありがとうございました。そして勁草には2冊揃って末永くよろしくお願いします。

時代を紡ぐ


9月1日は関東大震災の日です。墨田区の都立横綱町公園には東京都慰霊堂(旧・震災記念堂)があり、管轄する東京都慰霊協会では毎年、関東大震災の9月1日と東京大空襲の3月10日に、遭難者慰霊大法要が行われています。同じ公園の一角では、1974年以来、朝鮮人犠牲者追悼式が日朝協会などによる実行委員会により開催されてきました。ただし、2017年から「日本女性の会 そよ風」による大音響による嫌がらせ(妨害行為)が始まり、毎年騒々しい状況になっていると報じられていました。同じ2017年から小池百合子都知事が、追悼式に一文を寄せることもやめています。まお、昨年から始まった両者を徹底して隔てるフェンスと、大勢の警察官による警備によって、今年も混乱はなかったようにみえました。追悼式の一般参列がなく、オンライン実施されたことも影響があったかと思います。

フェンスの向こう側では「もう1つの集会」が開かれていますが、今年はマイクを使用していないのか、声も聞こえてきません。入口は物々しい警備で、近づいただけでしつこく職質を受けました。

慰霊堂には朝から多くの方がお参りに訪れていました。

聖火台


お台場の聖火です。夢の大橋の上に設置されています。緊急事態宣言下のため、近寄れないように防御策で囲まれていますが、そこまでして人の流れを抑えようとしつつ、生徒にはスタジアムにゲームを見に行こうと呼びかける東京都は、どういう理屈で動いているのか理解できません。ちなみに、猛暑で聖火台付近の人はまばら――にもかかわらず、立ち止まらないでくださいのアナウンスで、止まった瞬間に追いだされました…。少なくとも、見学者よりはスタッフと警官の数の方が多かったです。

8月24日からは、東京2020パラリンピックが開催されています。お台場のヒルトンホテル・デッキからみた、パラリンピックのシンボル「スリーアギトス」。