分断。


渋谷敦志さんの写真展に行ってきました(品川で12月まで)。特に学生の皆さん、是非! 渋谷さんは来年、大学の「フォト・ジャーナリズム論」の講義をご担当いただく予定ですが、それとは関係なく、お薦めです。様々な「分断」が描かれています。

写真は会場限定販売の写真集。こちらも見応え十分。

カドカワ・デー


今日は大学ゼミの「お散歩」で、ところざわサクラタウンです。お目当ては、先週6日に開館したばかりの角川武蔵野ミュージアム。昨日は、角川本社に行ってきましたので、2日続いてのカドカワの日です。

写真は道すがらのマンホール。ガンダムは人だかりで撮影できませんでした。到着後は、まず角川食堂でカレー。郡司聡さんのレシピです。ストーリーは公式サイトで。そのあと、いよいよ隈研吾設計の石館です。ライブラリともミュージアムとも異なる、エンタテイメント空間といえるでしょうか。

前日は角川映画「ヤクザと家族」を観てきました。まさに娯楽映画でありますが、「自助」社会に対する強力なメッセージでもあり、反社への「社会的隔離」や、ネット中心の時代におけるリアルな絆と、人それぞれが刺さるものがあるお薦めの1本です。

勉強会ラッシュ


今日は1日で学会・研究会・勉強会等が4つ。そのうち1つは、国際フォーラムで韓国開催のものでした。テーマも、出版産業、学問の自由、調査報道、実名匿名問題とさまざま、こんな芸当ができるのもオンラインならではかもしれません(ちなみに、1つはリアルでしたが)。

写真はそのうちの1つ、問題提起を受け持った「学問の自由」の報告メモの1ページ。

2年ぶり新刊


見本刷りができました。日本の表現の自由、ジャーナリズム状況についてまとめました。
田畑書店から11月16日刊行です。書評でご紹介もいただきました。

米国大統領選を通じても社会の分断が大きな問題になっていますが、日本においても「親」と「反」の間で、さまざまなフェイク論争が起きていています。「マスゴミ」「嘘つきメディア」・・といったマスコミ否定の傾向は、欧米よりも早く日本で現出した社会状況です。詳しくは本書で・・・。

2度目。


茅ヶ崎で、昨年に続き表現の自由に関する集いに招かれ、お話をしてきました。日曜の朝9時半開会という中、今回も、会場いっぱいに大勢の方が集まられていて、その熱気に圧倒されました。前に見えるのは、茅ヶ崎教委から展示を忌避された辺野古を題材にした作品です。