2箇所目は田老。


宮古の学ぶ防災ガイドをお願いしました。田老で、防潮堤や、震災遺構として整備された旧・観光ホテル(津波遺構たろう観光ホテル)の説明を聞いています。何より、以前の街の中心地に完成した野球場(愛称「キット、サクラサク野球場」:ネスレ日本の支援)が、新しい街の象徴とも言えそうです。

三鉄からスタート。


研修の最初は三陸鉄道。今年は、旧・山田線を引き継ぎ、新生・リアス線が誕生する節目の年です。日本全国でローカル線が消えていく中、被災した鉄道が復活することは明るいニュースであることに間違いないと思います。一方で、そのランニングコストを負担する沿線自治体にとっては、新たな問題を抱えることにも。問題は常に複雑です。

被災地・ゼミツアー


 

今年のゼミ生とともに回る被災地の旅、スタート地点は宮古です。ちょうど7年半が経つタイミングでの訪問でしたが、「東京では報道されない」岩手が目の前に広がります。

写真はJR山田線の現在の終点・宮古駅。自宅から東京経由・新幹線乗り継ぎで7時間弱。この遠さをまず実感することが大切だと思います。

お盆


あの、富岡八幡宮です。夏祭りの最中で、雨のなか浴衣姿のカップルが目立ちました。どこも、神輿の担ぎ手やお囃子の引き継ぎ手不足が問題になる中、地方だけでなく、人が溢れる東京の真ん中でも「コミュニティ」の存在が問われ続けています。