ヘイトスピーチ規制法ができて2年。表立ったヘイトデモはあまりニュースにならなくなりましたが、いまだヘイト言動は収まっていません。とりわけ、ネット上のヘイトをどのようになくしていくのか、厳しい対応が迫られています。事前規制や刑事罰規制には反対の立場ですが、やれることから実行していくしかありません。
写真は参議院議員会館で開催された関連イベント。ゼミ生と一緒に勉強してきました。夕方のNHKニュースで一参加者として映ったようです。
フジビ訴訟の集まりがあり、荒川に来ています。都電終点の三ノ輪橋は、まだ下町の風景が残っていました。同訴訟は労働争議の一つですが、ビラや幟旗が名誉毀損にあたるとして訴えられたという、表現の自由の重要な問題を含んでいます。
日大アメフト騒動の当事者である学生の記者会見が日本記者クラブ会見場で行われました。多くの出席者が質問をしましたが、全員テレビ関係者で、新聞や通信社の記者がゼロだったのが印象的でした。
(追記)とともに、テレビ局の質問が、同じ局から複数の番組の質問者がそれぞれ立つのはとても気になります。また、当該学生の扱い方も気になります。
©小平哲章
先日の参議院に続き、今日は衆議院情報監視審査会で意見陳述をしてきました。特定秘密保護法制定から4年半、この間、国会に設置された同審査会のチェック活動の報告書が3回出されています。秘密保護制度にはチェックシステムがビルトインされている必要がありますが、その監視活動が十全に果たされているかをチェックするのは、私たちの役割です。