日本記者クラブ

日本記者クラブを会場にして、「コロナ禍報道」を巡って話をさせていただきました。コロナ対策で、特別に「記者会見場」を使っての勉強会の開催です。課題は山積、でも1つずつ解決していくしかないと思います。
リアル会議室での講演スタイルは、2月以来。次がいつになるかもわかりません。ただし、官公庁の打ち合わせ、会議等々は、もっぱら対面型で、部屋も超密の場合が少なくありません。このあたりのアンバランスが、何ともいえません。
日本記者クラブを会場にして、「コロナ禍報道」を巡って話をさせていただきました。コロナ対策で、特別に「記者会見場」を使っての勉強会の開催です。課題は山積、でも1つずつ解決していくしかないと思います。
リアル会議室での講演スタイルは、2月以来。次がいつになるかもわかりません。ただし、官公庁の打ち合わせ、会議等々は、もっぱら対面型で、部屋も超密の場合が少なくありません。このあたりのアンバランスが、何ともいえません。
やはり圧勝でした。選挙期間中に感染者数が急増したコロナ対策も、予算の目途が立たない東京五輪も明確な争点にはならず、過去最多の立候補者数の割には盛り上がることもなく、最後は水害でニュース項目からも消えた、選挙戦でした。しかも、主要政策に掲げる「情報公開」は、就任時の豊洲移設も、今回のコロナ対策も、ほとんどブラックボックスなのが現状にもかかわらず、まったく議論にならなかったことで、今後も改善が見込まれないのがとても残念です。
3.11以来の浜通りです。大熊、浪江にまたがる中間貯蔵施設に行ってきました。施設周辺はもとより常磐道も、除染土壌を積んだトラックの車列が続きます。敷地内では、丸ごと町を潰して、30という数字がゆえに付け焼き刃的に、無尽蔵な資金が投入されているさまを感じざるをえません。
写真のトラックは、福島県内から施設に土壌を運搬するための「緑ゼッケン」の10トン車両。荷台の先に小さな字で、その旨が記されています。
TBSラジオのスタジオです。4人に間には、しっかりアクリル板が。右奥がおなじみの荻上チキさん、手前は元NHK記者でその後BPO広報担当でもあった村上さん、本日のメインゲストです。僕はオマケで放送法について話をしました。
本日午後リリースされました「接触確認アプリ」です。政府が説明すればするほど、ウソっぽく聞こえる状況を変えるのが、まず最初の一歩ではないでしょうか。このコロナ禍でも、公式・非公式を問わず、重要な会議の記録を残さない、残していても公文書として認めない、公文書であるとしても情報公開の手続きに載せない‥など、公的情報の扱いのイロハが壊れています。さらに6月15日付文書では「警察力維持」という聞きなれない言葉で、警察庁が保健所から感染者情報を収集している状況も明らかになっています。こうした政府が、皆さんのプライバシーは守りますといっても、やっぱり信じられません。目の前のシステムが「形式的」に安全であるとして、お墨付きを与える有識者会議を構成する日本を代表する研究者も罪深いといえます。