時代を紡ぐ


9月1日は関東大震災の日です。墨田区の都立横綱町公園には東京都慰霊堂(旧・震災記念堂)があり、管轄する東京都慰霊協会では毎年、関東大震災の9月1日と東京大空襲の3月10日に、遭難者慰霊大法要が行われています。同じ公園の一角では、1974年以来、朝鮮人犠牲者追悼式が日朝協会などによる実行委員会により開催されてきました。ただし、2017年から「日本女性の会 そよ風」による大音響による嫌がらせ(妨害行為)が始まり、毎年騒々しい状況になっていると報じられていました。同じ2017年から小池百合子都知事が、追悼式に一文を寄せることもやめています。まお、昨年から始まった両者を徹底して隔てるフェンスと、大勢の警察官による警備によって、今年も混乱はなかったようにみえました。追悼式の一般参列がなく、オンライン実施されたことも影響があったかと思います。

フェンスの向こう側では「もう1つの集会」が開かれていますが、今年はマイクを使用していないのか、声も聞こえてきません。入口は物々しい警備で、近づいただけでしつこく職質を受けました。

慰霊堂には朝から多くの方がお参りに訪れていました。

牧場


イギリス、ウクライナ(上)、そして日本の羊(下)です。神奈川県下・服部牧場は多くの人で賑わっていました。地方に行けない反動でしょうか。

近くの宮ケ瀬ダムの施設は、すべて閉鎖でした。

聖火台


お台場の聖火です。夢の大橋の上に設置されています。緊急事態宣言下のため、近寄れないように防御策で囲まれていますが、そこまでして人の流れを抑えようとしつつ、生徒にはスタジアムにゲームを見に行こうと呼びかける東京都は、どういう理屈で動いているのか理解できません。ちなみに、猛暑で聖火台付近の人はまばら――にもかかわらず、立ち止まらないでくださいのアナウンスで、止まった瞬間に追いだされました…。少なくとも、見学者よりはスタッフと警官の数の方が多かったです。

8月24日からは、東京2020パラリンピックが開催されています。お台場のヒルトンホテル・デッキからみた、パラリンピックのシンボル「スリーアギトス」。