いろいろなことを教わりました。最初に1対1でお会いしたのは共同通信の編集主幹室で、まだ20代でした。そして、最晩年はメールで。昨年秋に刊行された月刊誌「Journalism」で、原さんの著書を紹介させていただいたときは、またお話しがうかがえると思っていました。まさか、年明けの月刊誌「GALAC」で追悼の一文を書くとは。。。
写真は、今朝の毎日新聞、藤森研先生の寄稿です。
今年の最後の講義は大雪の日でした。写真は講義を終えたばかりの昨日夕刻の聖心女子大学中庭の様子です。
これから1か月少し、採点と入試の日々が続きます。ただし、その合間にゼミナール合宿もありますし、地方メディアの視察も。
低迷する出版界の中で希望の星となった『君たちはどう生きるか』は、吉野源三郎が治安維持法下の絶望の時代に書いた、若い世代への希望書とも言えます。ちょうど今月は、希望と絶望に関する映画を2本見ました。フィンランドを舞台としたシリア難民を扱った「希望のかなた」と、1960年代のアメリカ国内での黒人暴動を扱った「デトロイト」です。