14年目のフクシマ


今年も311被災地ゼミ合宿は大熊町に宿泊です。午前中は大熊・浪江にある中間貯蔵施設、午後からは山元町に移動して、震災遺構・中浜小学校で「その時」を迎えました。貯蔵施設見学の途中、サンライト大熊からはイチエフがよく見えます。どこもテレビ・クルーがいっぱいでしたが、小学校ではTBS「Nスタ」のホラン千秋さんからインタビューを受けました(放送されず)。最後の写真は、福島市内の追悼イベント。

パレスチナ


ノー・アザー・ランド」試写会後に舞台となったヨルダン川西岸情勢などについて元朝日新聞記者の川上泰徳さんから解説がありました。ちょうど10年前、西岸の「ビリン」に行き、パレスチナ住民の金曜礼拝後の抗議(抵抗)デモの後ろを歩いたことを思い出します。映画「壊れた5つのカメラ」に触発されてのことです。

アイヌ


そして、アイヌ」の試写会でした。日本政府の国連女性差別撤廃委員会への拠出金停止は、少数民族や先住民族の権利軽視にもつながる問題で、そうした折に見たために、いっそうアイデンティを考えさせられました。写真家・宇井眞紀子さんにもスクリーン越しではありますが久しぶりにお会いできてよかったです。大学の「フォト・ジャーナリズム論」でご出講いただいた時のアイヌのお話を思い出します。でもまずは、映画の舞台である<ハルコロ>に早く食べに行かなくては、です。