報道陣


今回の宿は、気仙沼プラザホテル。10年前にJNN支局が置かれていた関係で、よく立ち寄りました。今回も、多くの取材クルーが泊まっていました。ホテルからちょうど正面には、安波山が見えます。その山頂には多くの人影。きっと、サントウィッチマンもきているのでしょう。11日の午前中は立ち入りが制限されているそうで、午後の式典はふもとから運行されるシャトルバスで行く必要があるということなので、今回は上がるのを諦めました。

下は、陸前高田の式典取材用の中継車。

陸前高田


国・県・市の複合施設です。追悼・祈念施設は、国。横広の建物ののうち写真向かって右手、津波伝承館は県。同じく左手、道の駅は市、の管轄になっています。

施設は、内藤廣建築設計事務所の手によるものです。同じ市内の博物館も手掛けています。ここには、隈研吾設計の交流センターも完成しています。こうして、被災地には有名設計家・建築事務所の建築が目白押し。復興のシンボルとして大きな意味を果たしているといえましょう。きっと、予算も一定程度潤沢で、建物を建てるうえでの制約も少なく、建築士にとっては貴重な「場」であったのではないかと推察されます。ただし、地元の住民の意見が反映されたものになっているかどうかという点では疑問が残ります。

追悼式典が行われました。写真は、祈念施設最先端の献花台です。

鎮魂2021


陸前高田14時46分です。行政防災無線の時刻を知らせるサイレンが聞こえます。

下の写真に感じた「踏ん張る力」「再生への希望」に惹かれて、現地にやってきました(著作権保護のため、画質を落としています)。

前と後


東京駅で見送ってくれたのは、特別展示の巨大赤べこ。地下フロアでは東北物産展が開かれていました。

下の2枚は陸前高田市。オープンしたばかりの発酵パーク「カモシー」と、親最高の下宿定住促進住宅の一部。<前>に進むためにも、きちんと<後ろ>を見ていく必要があると思います。陸前高田は多くの犠牲者を出した市役所や市民会館が取り壊され、この住宅ほか、気仙中学校などを遺構として残すことになっています。

コロナ時代のメディア


毎年恒例のNHK放送文化研究所「文研フォーラム」です。今年のテーマはずばり「“コロナ時代”のメディア」、3日から5日まで3日間で10のセッションが開催されました。今年は完全オンラインでの実施となり、おかげで「ながら」も含め、おおよそすべてのプログラムを体験でき良かったです。

(写真は、フォーラム自体は録画録音禁止なので、開始前の画面です)