パレスチナ


ノー・アザー・ランド」試写会後に舞台となったヨルダン川西岸情勢などについて元朝日新聞記者の川上泰徳さんから解説がありました。ちょうど10年前、西岸の「ビリン」に行き、パレスチナ住民の金曜礼拝後の抗議(抵抗)デモの後ろを歩いたことを思い出します。映画「壊れた5つのカメラ」に触発されてのことです。

アイヌ


そして、アイヌ」の試写会でした。日本政府の国連女性差別撤廃委員会への拠出金停止は、少数民族や先住民族の権利軽視にもつながる問題で、そうした折に見たために、いっそうアイデンティを考えさせられました。写真家・宇井眞紀子さんにもスクリーン越しではありますが久しぶりにお会いできてよかったです。大学の「フォト・ジャーナリズム論」でご出講いただいた時のアイヌのお話を思い出します。でもまずは、映画の舞台である<ハルコロ>に早く食べに行かなくては、です。

我妻榮


社会科学研究所の調査旅行で米沢を訪れています。市内には戦後民法の祖・我妻榮(わがつま・さかえ)の生家である資料館に立ち寄りました(一般には民法学の父、と呼ばれることが多い)。私たちより上の世代には、その著作が「ダットサン民法」として必須の書物でもありました。下は2階の勉強部屋。大学時代の親友は岸信介だったそうです。

視察の本丸は上杉でした。ちょうど雪灯籠祭りの準備がされていました。